他の人の色の見え方を体験しよう!
「色のシミュレータ」は、様々な色覚特性を持つ人の色の見え方を体験するための色覚シミュレーションツールです。医学博士・メディアデザイン学博士である作者により、色彩学の理論を使用して開発されました。
男性の約5%が、赤と緑の色の区別がしにくい、濃い赤が見えにくいなどの色覚的な特徴を持っていると言われています。色覚タイプには主に、C:一般型、P:1型、D:2型、T:3型などがあることが知られており、それぞれのタイプや強度によって色の見え方が違います。
1〜3型の色覚タイプを持つ人は、一般型の人なら異なって見える色の組み合わせの多くが、同じ色に見えてしまうという特徴があります。例えば、1型や2型の人は、赤と緑、ピンクと水色などの区別が難しい場合があります。
これらの色の見えは、色を感知する錐体細胞の働きを計算することによって、ある程度予測することが可能です。
「色のシミュレータ」は、内蔵カメラから得た動画像や保存された写真画像をリアルタイムに変換し、それぞれの色覚タイプ(2色覚)ではどのように色が見えるのか、シミュレーションを行います。